Original Love Kings Road Tour@渋谷AX

オリジナル・ラブ キングスロードツア


田島貴男はやっぱりかっこいい!ロックしてるし、ソウルこもってるし。パワー一杯もらいました。

このアルバムを企画した段階ではほとんどThe Beatlesのナンバーになると思っていたらしいが、日本語の歌詞をつけて販売する許可がなかなかおりずボツになった曲が多かったとのこと。(許可がおりずらくなったのは、どうやら「王様」や「忌野清志郎」氏らが原因らしい!)


そんなアルバム未収録のボツ曲をいくつか演奏してくれた。笑ったのがBilly JoelのStranger。いきなりステージにトランペットが置かれ「ん?」と思っていたらおもむろに田島氏が手に取りイントロを吹き出すのだが・・・。練習した思い入れはすごいと思うがプレイはイマイチ!(あとで田島氏自身で小学生並みのプレイと評価していた!)でも、かっこよかった。
そのあと、The RonettesのBe My Baby。CDに英語版で収録されているが、ライブはピアノ弾き語りの日本語訳詩版で。(これも許可がおりなかったらしい)次にThe BeatlesのSomething。Lennon/McCartneyの曲じゃないから「これなら許可がおりるかも」とのスタッフの話を信じて訳して送ったところ、Harrisonが亡くなってしまっているとのことで、却下されたらしい。これもピアノ弾き語りで。


「キングスロード」のなかの曲で一番よかったプレイは、Leon RusselのBlueBirdかな。


他にも「接吻」「Let's Go」などEMI時代の曲もやったりしてちょっぴり懐かしかった。
バックミュージシャンも出すぎず、それぞれのパートを完璧にこなしていて、2時間フルフルのパフォーマンスはすばらしかった。