涼を求めて鍾乳洞へ！群馬県多野郡上野村不二洞

群馬県　上野村　鍾乳洞　不二洞

9月に入ったら夏空が戻ってきました。夏の終わり、まだまだ30度を越える日が続いているので、今日はひんやり出来そうな鍾乳洞に行くことにしました。去年、秩父の奥、群馬県の上野村にある温泉「しおじの湯」まで行った際に発見した、関東最大と言われる鍾乳洞「不二洞」を目指します。

11:45 出発＆給油（338.3km/30Litter 11.3km/Litter）目白通りを谷原方面に向かい関越へ。

12:00 関越練馬IC通過。今日は比較的空いています。日差しが強くて暑い。日焼けしそうなのでクローズドで走ります。一気に下仁田まで行って県道45号を南下するか、花園から国道462号を西に向かうか悩みましたが、なるべく下を走りたかったので後者のルートで行くことにします。

12:30 花園IC（¥1,800）で降り、連れの要請で道の駅に隣接するJA花園へ。

12:35 JA花園で野菜を物色していたところ、バーナーネなる謎の果物を発見。プレートには「甘いよ」とあります。これはチャレンジでしょ！10分程でちゃっちゃと買い物を済ませて出発。

国道140号を秩父方面に進み、橋を渡って右折。国道254号へ。暫く走り児玉町付近で左に折れて国道462号に入ります。11月〜12月頃にかけて冬桜が見れる桜山公園の辺りを過ぎると、石材所が目につくようになります。この辺は緑ががかった三波石という石がごろごろしている三波石峡。江戸時代からの景勝地だそうです。13:30 三波石峡を過ぎると下久保ダム（神流湖）のアーチが見えてきます。

ここを過ぎると湖岸を沿ったタイトめなワインディングロード。神流湖にかかる赤い橋を眺めながら30分程走ると上野村に入ります。そろそろお昼＋休憩。

14:00 道の駅上野の向かいにある「福寿庵」さんでお蕎麦をいただこうと思っていたら、既に閉店の時間とのこと。しょうがないので、道の駅のレストランでいただくことにしました。ここは猪豚（イノブタ）が食べられるそうで、猪豚ラーメンと猪豚丼をオーダー。猪豚のお肉は脂質が低く、栄養価が高いとのこと。結構あっさりしていて美味しい。

猪豚ラーメン ¥700

猪豚丼 ¥750

14:35 道の駅をでて国道299号を3km程進んだあたりに「←不二洞 ↑佐久穂」の標識があります。ここを左折して細いクネクネ道を走ること5分でキャンプ場やコテージがある「まほーばの森」に到着。ここの上に関東最大の鍾乳洞「不二洞」があります。

14:45 駐車場にロードスターを停めて、入洞料¥600を払い坂道を登って行きます。

鍾乳洞の入り口は軍事要塞の様なコンクリートのトンネルになっています。外気との温度差のためか洞窟から冷気が吹きだしている感じです。

トンネルを抜けるといよいよ鍾乳洞。奇怪な壁面を見ながらオレンジ色の螺旋階段を登ります。

この鍾乳洞は2.2kmにも長さがあり、大小さまざまな形の鍾乳石を楽しめます。

至る所に地獄や生死に関わるような名称がついていますが、大昔この洞窟で中興開山上人という僧侶が修行した為ということでした。

30〜40分ほど楽しんでさて、ようやく出口と思ったら、突然洞内の照明が一瞬消えて、いやぁ〜な音が。

そう、昨今多発しているゲリラ豪雨ってやつです。雷がピカっと光ると、休憩エリアの鉄製の柵がピリッと青白く光ります。これって雷が落ちてるのかしら・・・雨はどんどん強くなり、とても晴れる気配なし。このまま下山してもずぶぬれになるだけです。しかたがないので、ひとまず鍾乳洞に再び入り来た道を戻ることにしました。ひとまず入り口まで戻ってトンネル内で雨宿りしていたところ、脇の小屋のなかにたまたま傘があったのでお借りして駐車場まで戻ります。ふぅ助かった。

16:00 不二洞出発。R299を秩父方面に進みます。

雨は少し弱まったものの、道路の所々で川のような流れが出来ています。溝の減ったミシュランタイヤで飛ばす勇気はありません。。。

17:00 6月に蛍を見に行った下吉田にある温泉「星音の湯」さんで一休み。小綺麗な施設ですが、秩父らしさはないですね。お湯は若干ヌルっとするナトリウム系の泉質のようです。循環濾過、加温されている為か、お湯パワーはさほど感じませんでしたが、良いお湯だと思います。個人的にはこういう立地だったら、もっと地元臭を感じられた方が好感が持てますけど。