スペイシーなクルマ 初代ホンダ インサイトとシトロエン BX

写真が今ひとつで残念ですが、初代 ホンダ・インサイトシトロエンBXを見くらべると、スタイリングは共にフューチャリスティックでスペイシー。(未来を感じさせるにはホイールスカートが必須?!)

初代インサイトは、アルミフレームを採用し軽量化(MTで820kg!)を計るとともに、空力を追求したデザインで、当時の最高燃費36km/l(後期型)を実現!まさにホンダテクノロジーが結集したクルマ。

一方シトロエンBXは、FRP素材を多用し車重は1000kgちょっと。シトロエン・テクノロジーでもある、ハイドロニューマチックサスペンションで乗り心地はフワフワ!ランボルギーニ カウンタックルノー サンクを手がけたマルチェロ・ガンディーニのデザインが、その未来性を見事にカタチにしています。


理詰めで創り上げたクルマと、独自の理想を追い求めて創り上げたクルマという違いはあれど、どちらも創り手の想いがぎっしり詰まっている点では同じ。顧客の声を聞くことは大事だけれども、創り手の想いが強いほうが面白いものが出来るような気がします。