JOYCE with special guest CELSO FONSECA＠Blue Note TOKYO

昨年、知り合いがライブでカバーしていたセルソ・フォンセカの「SLOW MOTION BOSSA NOVA」〜あまりにも素敵な曲だったので、それ以来ヘビーローテーション。
その知り合いが「ジョイスのライブにセルソ・フォンセカがゲスト出演するよ」と教えてくれたので、ちゃっちゃと仕事を切り上げて青山のブルーノート東京へ向かいました。
（余談ですがブルーノートに行くのは2006年11月のRoy Ayers / Lonnie Liston Smith以来）

ブラジリアン（ボサノバ系）のライブは初めて。ジョイスはJ-Waveで聞く程度で格別思い入れはなかったのですが、ステージが始まって歌声が聞こえた瞬間から鳥肌がたちました！
ラジオで聞いている限りでは、純粋に心地よい音楽といった印象でしたが、やっぱりライブは違いますね。どこから声が出ているのだろうと思ってしまうような、優しさと力強さがあります。

ステージは、ジョイスがボーカル＆ギター、ジョイスの旦那様（？）トゥチ・モレーノのドラム、ジョルジ・エルデルのベース、エリオ・アルヴェスのピアノの構成。若干ジャズよりのアレンジで楽しめます。

数曲終わったところで、お待ちかねのセルソ・フォンセカ登場。白シャツに細身の黒スーツといった出立ちがCool。
スツールに座ってアコースティックギターを構えます。ジョイスと一緒に1曲唱った後、一人でステージに残り、始まったのが「Slow Motion Bossa Nova」〜シルクとベルベットの中間の様な肌触りの良い歌声に酔います。

4曲程ソロで演奏し、ジョイスとスイッチ。アンコールで再びステージに上がり、ジョイスと二人でサマーサンバ（SAMBA DE VERAO）を演奏。息があった自然な雰囲気でデュエットする二人を見ているとブラジリアンミュージックの懐の深さを感じずにはいられませんでした。

真夏の蒸し暑い夜にボサノバは合いますね。心地よい風が吹いてくる感じがします。
久しぶりにしっかりとしたライブを楽しませてもらい、あっという間の1.5時間でした。

スローモーション・ボサノヴァ (BOM1516)

スロウ・ミュージック

BlueNoteTOKYO：http://www.bluenote.co.jp/jp/artist/joyce/

Joyce(vo,g)
Celso Fonseca(g,vo)
Helio Alves(p)
Jorge Helder(b)
Tutti Moreno(ds)

（2010年7月27日のソングリスト）
1ST
1.AMOR NAS ESTRELAS
2.CAYMMI VISITA TOM
3.CEU E MAR
4.MEDO DE AMAR
5.CONVINCE ME
6.SLOW MUSIC
7.DEVAGAR COM A LOUCA
8.SEM COMPROMISSO
9.SLOW MOTION BOSSA NOVA
10.SHE'S A CARIOCA
11.BELA
12.CONSOLACAO
13.SAMBA E TUDO
14.O MORRO NAO TEM VEZ
15.FEMININA
16.SAMBA DE VERAO

2ND
1.CAYMMI VISITA TOM
2.CEU E MAR
3.OLHOS NEGROS
4.SLOW MUSIC
5.SAMBA DE MULHER
6.SEM COMPROMISSO
7.SLOW MOTION BOSSA NOVA
8.SHE'S A CARIOCA
9.THE FOOL ON THE HILL
10.BELA
11.CONSOLACAO
12.SAMBA E TUDO
13.O MORRO NAO TEM VEZ
14.FEMININA
15.SAMBA DE VERAO