冬の福島 会津若松へスノードライブ DAY2 会津若松〜湯野上 Chezやまのべ〜大内宿雪祭り〜那須まじま荘〜西那須野ジンギスカンシープ〜東京

会津若松スノードライブ2日目は、会津若松市内を散策してから、昨日温泉に浸かった湯野上に戻り、フレンチのChezやまのべさんでランチ。その後、大内宿の雪まつり、冬の塔のへつりをみて、国道で那須へ下り東京に戻るルートです。

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9:00 チェックアウトして駐車場にむかうと、ロードスターが半身雪に埋もれていました。
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幸いふわふわの雪だったのでグローブをはめて手で雪かき。そして出発。
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会津若松市街は雪が舞っています。
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朝食を食べに野口英世青春通りにある「会津壹番館」さんへ。壹番館の建物は明治17年に建てられたそうで、以前は会陽医院という病院だったとのこと。野口英世はこの病院で手の手術をしたことで医学に目覚めたそうです。現在は1階がカフェ、2階が資料館になっています。
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ビリー・ジョエルが静かに流れるレトロな店内でブレックファスト。クロワッサンとコーヒーを頂きます。朝の優雅なひと時。こういうカフェが日常生活にある暮らしっていいなと思う。


会津壹番館
福島県会津若松市中町4-18
営業時間:8:00〜20:00
http://www.uyou.gr.jp/aizu-ichibankan/
食べログhttp://r.tabelog.com/fukushima/A0705/A070501/7000840/


会津オーガニックフード
ここ会津には無農薬や自然素材の商品を取り扱うお店が多く、最近、徐々に食をオーガニックなものに変えている我が家にとっては魅力的なところ。
今回は無農薬、減農薬のお米を取り扱う「山城屋」さんと、こちらも自家栽培の無農薬米を使った酒蔵「高橋庄作酒造」さんを訪ねてみました。


まずは、山城屋さんへ。店内にはいるとお米の香りが広がっています。
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店内には7〜8個程の木箱が並べられ、それぞれ種類、収穫年が異なる玄米が入っています。
一見同じように見えるお米ですが、お店の方によると、昨年のお米は夏の猛暑の影響で、例年に比べて10ポイントほど味が落ちているるとのこと。確かに、一昨年の同種の米粒と見比べてみると、米粒が若干小さかったり、色つきが異なる粒が混ざったりしていて、見た目だけでも違いが分かります。こういった微妙な差が味に影響してくるのですね。人間の味覚は繊細なんだと思いました。
さらに、一般的には、新米が美味いと言いますが、実はお米はある程度時間が経ったもののほうが、米粒内の水分が安定して美味しいそうです。銀座の有名寿司屋さんでは、一昨年前の種類の異なるお米をブレンドしてお寿司にあったシャリにしていたりするようです。

なんてうんちくを聞きながら選んだのが、昨年獲れた無農薬白虎米と、一昨年前の減農薬の白虎米。店内で精米してもらいお持ち帰り。ちなみに白虎米はコシヒカリです。


会津山城屋
福島県会津若松市蚕養町1-6
http://aizumai.jp/


鶴ヶ城に別れを告げ、会津若松市街から離れます。
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市街から国道118号線を芦ノ牧方面に進んだ南若松駅門田駅の中間あたりに、高橋庄作酒造さんはあります。
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雪に覆われた田畑を抜けて、たどり着いたのはこじんまりとした蔵造りの建物。
(といっても、酒蔵にくるのは初めてなので、これが大きいのか小さいのか分かりませんが。。)
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中にはいると大きな樽が目の前にどーんと置いてありました。
ここの看板商品、会津娘を造っているようです。
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お目当てのお酒は会津娘の無為信というお酒。無為信は高橋庄作酒造さんが自家栽培する地元の酒米「五百万石米」を使った日本酒。お米は無農薬、化学肥料を使わずに育てられているのでオーガニックな日本酒になりますね。
味のほうは、ドライブ中なので帰ってからのお楽しみ。


高橋庄作酒造
会津若松市門田町大字一ノ堰字村東755
http://homepage3.nifty.com/sakeshou/


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再び国道118号線に戻り湯野上へむかいます。


会津のフレンチ「Chezやまのべ」さん
11:45 少し早めですが湯野上のフレンチ「Chezやまのべ」さんに到着。このお店は、以前、葉山のラ・マーレ・ド茶屋で料理長をされていたシェフが会津の湧き水や食材に魅せられて始められたレストラン。
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雪に覆われた階段を降りるとかぼちゃ色の建物が目に入ってきます。フランスの片田舎に来たような気分になる造り。


店内にはいると奥様とシェフが出迎えてくれました。肩肘張るような感じではなくアットホームな雰囲気でリラックスした時間が過ごせそう。暖炉が冷えた体を暖めてくれます。

今日は結婚記念日を兼ねたランチなのでちょっと贅沢して¥5,000のコース。
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料理はいずれも素材と素材の組み合わせ、それらをつなげるソースのバランスが素晴らしくホントに美味しかった。
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料理のことは詳しくないですが、シェフの経験とテクニック、そしてなによりセンスが際立っているのでしょう。


東京からここの料理を食べにくるだけでも価値はありますね。ドライブ旅行の楽しみのひとつは地方の美味しい料理屋さんに出会うこと。やまのべさんはそんなお店でした。


Chezやまのべ
福島県南会津郡下郷町大字湯野上字舘本乙1316
予約制(不定休)
http://r.tabelog.com/fukushima/A0707/A070701/7000084/



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美味しいランチの後は、今日から始まった大内宿の雪まつりに行ってみました。
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大内宿に近づくと、駐車場待ちのクルマで渋滞。


■大内宿雪祭り
大内宿に来るのは3年半ぶり。前回は春だったので雪の宿場町の光景を楽しめました。
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大内宿を一望できる裏山への坂道は、観光客に踏み固められ、雪の滑り台状態でした。
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今夜は花火大会もありましたが、寒さに負けて退散。


来た道を戻り、国道121号線を日光方面へ。
湯野上付近の観光名所、塔のへつりに立ち寄ってみました。
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寒いし陽も落ちかけていたので、展望台から眺めるにとどめました。
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凍りついた滝は風情があります。


国道121号線から国道400号線におれて那須塩原へ。
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せっかく那須まで来たので、途中にある旅館まじま荘さんで日帰り入浴することにします。
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幸い誰もいない露天風呂を一人占め。


那須塩原温泉 まじま荘
栃木県那須塩原市上塩原580番地
日帰り入浴:¥500
http://www.majimaso.com/


そろそろお腹も減ってきました。
ここ最近、那須方面に来るとよく行くジンギスカン屋「シープ」さんへ。
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こちらの生ラム美味しいをだよね!


ジンギスカン Sheep シープ
栃木県大田原市本町1-2701-27
営業時間:?〜23:00(LO 22:30)
http://r.tabelog.com/tochigi/A0905/A090501/9004311/


たらふく食べて出発。あとは帰るだけ。
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矢板ICから東北道に乗って一路東京へ。
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東京は雪が積もらなかったみたいですね。ただ会津以上に寒さをかを感じます。


本日の走行距離:77,031km→77,327km 296km


会津ライブカメラ
http://www.mukaitaki.com/livecam/aizu/