Roadsterでドライブ 四国一周 4日目 新居浜〜別子銅山〜大歩危・小歩危〜かずら橋〜金刀比羅宮

ロードスター 四国 祖谷


今日は薄曇りで時折雨がぱらつく天候。

8:50 出発。県道47号沿いのGSで給油。ハイオク¥174也。高い・・・、302.3km/30.5L = 9.9km/L。県道47号から山道に入る麓に住友グループが運営する「別子銅山記念館」がありますが、今日もスケジュールがタイトなため断念。かわりに(?)その先にある「道の駅 マイントピア別子」に向かう。

9:15 「道の駅 マイントピア別市」到着。この場所はかつて、端出場があった場所。う〜ん。思っていた感じと大分異なり、中途半端な地方娯楽施設と行った感じ。個人的には、この手の産業遺産を活かした開発は、いかにオリジナルな状態を保つかが大切だと思うのですが、残念ながら銅山の面影は川向こうの変電所(?)の建物くらい。(立ち入り禁止)ひとまず、トロッコ電車に乗って上の坑道跡に向かうことに。(後で知ったが全然歩いていける距離で¥1,400も払ってトロッコ電車に乗る価値は全くない!)建物2Fの銅山説明コーナーは全くと言っていい程全体像が把握できない・・・

坑道内はコンクリートで壁面が覆われていて、所々に当時(江戸〜明治くらい?)の坑道内の様子を再現した人形や模型があります。先に進むとなぜか宇宙基地みたいなジオラマがありますが、全く意味不明。その他水をくみ出していたポンプや掘削機を触れるコーナーはありますが、今ひとつ心惹かれず。下りは散策しながら徒歩で下りる。途中に第四通洞なる遺構や橋があり、その先に変電所が川向こうに見えます。まっしかし、この銅山から住友グループが出発したかと思うとかなり感慨深いですね。





10:15 出発。30分程県道47号を進むと「旧別紙銅山入口」の標識を発見。10台ほどの駐車スペースがあり、階段が設置され山奥に入っていける雰囲気。多分ここから徒歩で山を登ると入ると廃墟とかが見れそうな感じですが、小雨が降っているのと、山奥に分け入る格好ではないので諦めてスルー。ここまで走ると、この「別子銅山」の規模の大きさがよくわかりますね。

県道47号はいつの間にか県道8号に変わっていて、金砂湖にぶつかる。ここでルーティングをミスってR319に入ってしまう。この道がまた狭い狭い。全く時間が稼げず、県道5号の交差点を左折しR192で小歩危を目指します。R32を右折し、しばらく走ると渋滞という程ではないものの、だんだんクルマの数が増えて来ます。

12:30 小歩危駅が右手に見える。可愛い駅だわ!すぐその先の左手に小歩危の吊り橋があります。ほんの数台ほど駐車スペースがあったので、写真だけ撮り大歩危へ。



12:35 「WestWest」なる小綺麗なパーキングエリアがあるのでここで大歩危を堪能することに。ひとまずお腹が減ったので「祖谷そば もみじ亭」で遅めのブランチ。冷やし天ぷら山かけぶっかけ蕎麦をいただく。ここの名物祖谷蕎麦は、噂通りそば粉100%の為、かなりパサパサな素朴なおそばでした。食後にモンベルのショップや吉野川カヤックをやっているを人を、人小一時間眺めたりして過ごしました。この建物はモダンだし景観にも溶け込んでいたり、吉野川へもおりていける工夫がなされていたりとホント良くできています。テナントチョイスのセンスも良いですね。

大歩危 ウェストウェスト HP:http://www.west-west.com/index.html




13:25 出発。大歩危駅のちっさなロータリーを一周して、県道45号に入り県道32号を右折。やおら進むと左手の小道に無料駐車場の看板があったので入ってみる。お土産屋さんの駐車場に置かせてもらい徒歩5分程でかずらばし到着。(周辺のお土産屋さんも駐車場を貸していますが、¥500〜¥200まで価格はマチマチ。どこも何か買ったり食べたりすると無料になるようです)

14:00 かずら橋到着。こちらもご多分にもれず大行列。蔓でできた橋にこんなに人が乗って大丈夫なのか?と思っていたら、ワイヤーがちゃんと入っているのね。待つこと20分程。ようやく料金所にたどり着き¥500の渡橋料を払い、いざ・・・がっ、橋床が思っていた以上に感覚が開いていて、もし靴が脱げたり、持ち物を落としたら、さようならな世界。しかも雨で足下が滑る。。。おまけに左手に傘、右手にデジカメ。綱にもつかまれず及び腰で一歩一歩進みました。地上から見ていた時は「なにおっかなびっくり歩いてるんだよ!」と思っていたら、ホントに怖いです。

Wikipediahttp://ja.wikipedia.org/wiki/かずら橋
かずら橋HP:http://www.city-miyoshi.jp/kazurabashi/index.html




14:40 出発。県道32号を戻り、県道45号の交差点をそのまま直進。この道がまた狭い。。。今日は崖っぷち隊とコーナー+1車線道路を走り続けているので右手がだるくなる。10分程走ると道幅の狭い道路にクルマがいっぱいとまっている。ここが祖谷温泉。警備員のおじさんに「しょんべん小僧に行きたいのだけど、クルマここに停めるの?」と聞くと、小僧の前にも停められるとのこと。コーナーのちょい手前に少し広い所があったのでここに停める。綺麗な藤の花を見ながら歩くと「お〜いたいた!」切り立った崖の上に飛び出た岩の上に小便小僧が!何食わぬ顔で立ちションをしているが、とてもマネはできない!欄干越しに隣で同じポーズで記念写真!


15:15 祖谷の小便小僧 出発。またぐねぐね道を進む。途中、展望台がありトイレ休憩。祖谷口からR32を北上し琴平方面に向かう。
16:15 「道の駅 もみの木パーク」到着。愛用のバイク用地図「旺文社ツーリングマップル」によると「あっとおどろくユニークなアイスクリームにであうかも」と書かれてあれば寄るしかありません。(この地図の面白さはこういったところにあるのです) 店内に入ると10種類くらいアイスクリームがあります。いくつかは普通の抹茶とかチョコとかですが、いくつかは初めて見るアイスクリーム。僕は「ひまわりの種」をチョイス。ナッツのような風味で美味しかったです。


16:35 出発し、再びR32北上。約10分程進むと市街地に入ります。ここが「こんぴらさん」と呼ばれる「金刀比羅宮(ことひらぐう)」全国にある金毘羅神社の総本社。

16:45 金刀比羅宮到着。裏道に入った市営の駐車場にクルマをとめ、参道を歩いていざ、1368段の階段に挑戦!前半は勾配も緩やかで、出店を見ながら歩くのでさほど苦はなりませんが、門が見え始めてからが結構きつい。やっと着いたと思ったら、まだ上がある。。。30分弱程で本宮に到着。山頂からは讃岐富士が見えて気持ちがよいです。海の守り神である金刀比羅宮の本宮の脇には祈願れたと思われる船の写真や、海洋冒険家 堀江謙一さんがエクアドルから東京までを横断した際のアルミ缶リサイクルソーラーボートも展示してあります。


この金刀比羅宮には、資生堂パーラー「神椿」があり言ってみようかと思ったらもう閉店してました。残念。素敵なタイルの外壁だったので行ってみたかった。こういったコラボレーションって素敵ですね。あと、円山応挙の虎の絵お見たかったですが、どこにあるのかも調べずに来たし、時間もなかったのでスルー。

金刀比羅宮HP:http://www.konpira.or.jp/
Wikipediahttp://ja.wikipedia.org/wiki/金刀比羅宮

18:20 小腹がすいたので、参道脇の讃岐うどん屋「てんてこ舞」さんで温泉卵つきぶっかけうどんをいただき出発。


食ったばかりだというのに夕飯をどこで食べよっか。ガイドを見たけどイマイチ良さそうな所がなく、ふと下調べ中に発見した讃岐地鶏(コーチン)を使ったレストランがあったことを思い出し調べると、意外と近くにありそう。



19:00 R438と県道278の交差点「岡田下」。自家育成の讃岐コーチン+たまご料理をいただける「ふぁーみぃー」 さん到着。地鶏のカルパッチョ、オムレツ、南蛮漬け、鉄板焼きなどすべて鳥料理の「讃岐地鶏おすすめコース」セット¥1,400をいただく。味付けはほんのちょっと塩が濃いかなと思う意外は、素材の味が生きていて美味しかったです。(言う程濃くもないのですが、素材が美味しかったのでもっとそのものの味を活かす方向もあるのではと素人ながら思いました)



ふぁぁーみぃー
香川県丸亀市綾歌町岡田下624-5
0877-86-2400
8:00〜22:00(火曜日定休)

食べログhttp://r.tabelog.com/kagawa/rstdtl/37000648/


20:30 出発。今夜も遅くなってしまったのでホテルを探す。明日は6:00に鳴門の渦巻きを見るのと、牟礼のイサムノグチ美術館のガイドを予約してあるので、ひとまず徳島を目指す。R377→R193→R192で徳島へ。

22:40 徳島着。ホテルにチェックインし今日も爆睡。明日は5時起きか・・・


本日の走行距離:21,508km→21,795m 283km