静岡県ドライブ 薩た岬〜島田 宮本〜蓬莱橋〜水車村〜富士

今回の静岡ドライブは以前から行きたかったスポットを巡るショートトリップ。

歌川広重が描いた東海道五十三次の由井を描いた「薩た峠」から富士山を眺めたい
・島田のお蕎麦屋さん「薮蕎麦 宮本」でお蕎麦を楽しみたい
・愛飲している国産紅茶「水車むら 紅茶」はどんなところでつくられているのか見てみたい


* * *


9:15 出発&給油。いつも通り、環七→R246→環八で東名自動車道へ。
9:50 東名東京IC通過 → 10:10 小田原IC → 10:30 御殿場IC → 10:40 沼津IC を抜けた辺りで車線規制。中央分離帯の草刈りをしていたのですね。ご苦労様です。

11:00 いつも通り過ぎるだけだった由比PAで一休み。このPAって、まるでインディ500のピットレーンみたい!ガードレールの向こうは100km前後で駆け抜ける様子が見れますし、駐車エリアは本線と平行して停車します。暫し海を眺めて出発。

11:20 清水ICで東名を降りてR1を左折。興津駅方面に向かいR52を右折。(たしか)靴屋さんの手前の角を右折して橋を渡って細い道を進むと「←薩た岬→」という「どっちいったらいいねん!」な標識がでます。左に賭けて進むと10台くらい停められる駐車場につきます。


11:35 さった岬到着。ここからみかん畑の遊歩道を進むと、広重が描いた風景がスポットにたどり着きます。眼下に駿河湾、東名と国道1号がクロスした風景が広がっています。晴れていれば富士山がど〜んと見えるはずでしたが、残念ながらうす雲が広がっていて雲隠れされていました。しばし徒歩で旅行していて頃の人の往来に想いを馳せながら風景を眺めていました。ここから見る夜景も綺麗だろうなぁ。

11:50 出発。そろそろお昼。このエリアに来ることがあったら是非立ち寄りたいと思っていたお蕎麦屋さん「宮本」さんを目指します。


国道1号を西に進み、R149に折れて清水〜R150(久能街道/いちごライン)に入ります。途中「三保の松原」「日本平」などのスポットがありますが今回はスルー。この道は春になるとイチゴ狩りで賑わいます。海を眺めながらひたすらまっすぐな道を進み、用宗から県道416号にはいります。急に道が狭くなり、東海の親不知と言われた大崩海岸の峠道を越えると焼津に到着です。R150を経由して県道34号を右折、東名 吉田ICを過ぎた街道沿いにお店はあります。



ロームのローリー見つけるとついついやってしまう・・・


13:30 「薮蕎麦 宮本」到着。想像通りのこじんまりした一軒家を改装した作り。ざるとおろし蕎麦を注文。残念ながら、写真撮影はNGとのこと。量は少ないですが上品に盛られたお蕎麦には職人魂というか、ある種の神聖さを感じさせてくれるものでした。薬味をとり蕎麦をすくい、辛めのお汁に軽くつけてすすります。普通のお蕎麦なのに何かが違う。食べる側も試されるような気持ちになります。続いておろし。丁寧に折られた三つ葉が放つ香りと大根の辛みが涼しげで夏にはぴったり。ほんと美味しかったです。

14:15 満足して出発!

http://r.tabelog.com/shizuoka/rstdtl/22000036/
〒427-0107 島田市船木253-7
0547-38-2533
営業時間 11:30〜15:00※仕込んだものが終わり次第終了
定休日 月曜日(祝日の場合は翌日振替)


14:20 続いて大井川にかかる木造の歩道橋「蓬莱橋」へ。この橋は世界一長い木造歩道橋としてギネスブックに登録されています。大井川って本当に川幅が広いですね。江戸時代、大井川渡りは東海道の難所の一つとされていたんですよね。当時は人が荷物を担いで川をじゃぶじゃぶ渡っていた絵図が置いてありました。¥100で対岸まで渡れますが、日差しも強いし時間もないので断念。遠い昔の人たちの旅の光景を思い浮かべながら対岸を眺めました。


15:30 続いて藤枝市から県道32号に入り滝沢川沿いを上ると水車村に到着。ここは有機栽培された茶葉を使った和製紅茶「水車村 紅茶」がつくられている場所。国産の紅茶は、一度つくられなくなってしまったそうですが、この村の臼井園の方が復活されるべく尽力されているとのこと。

いったいどんなところでこんなに美味しい紅茶がつくられているのか一度見てみたかったところです。村はこじんまりとした民家がいくつか点在するだけで、あまり人の気配を感じないところでした。川を挟んだ向かいに、吊り橋で渡れます。村の名前となっている水車は壊れているのか使われていないようでした。移築されたと思われる日本家屋も手入れされることなく荒れ気味。その奥に紅茶を発酵させると思われる建物がありました。お店は「たろべえじゅ」というカフェとちょっと奥に「卯乃木」というお蕎麦屋さんがありましたが、どちらもお休みの模様。ちょうどセカンドフラッシュの「七夕」が出る時期だったので買って帰ろうと思ったのですが、買えずじまい。残念。日本家屋の縁側に置いてあった地図に、川沿いの上流に茶畑があると書いてあったので細く鬱蒼とした山道を散策。茶畑はこじんまりしていて、あまり手入れされていない雰囲気。たぶんここだけではないのでしょうが、想像していた茶畑とはだいぶ異なりました。




あとで調べたら、たろべえじゅさんに事前に予約を入れると玄米菜食ランチを食べさせてもらえるらしいです。場所も分かったので次回は是非!

たろべえじゅ:http://taroveju.exblog.jp/



16:15 水車村出発。県道81号→県道209号を経由して藤枝市の茶畑を見ながらドライブ。

16:55 道の駅 玉露の里で休憩して帰路につきます。道の駅でみた地図に、静岡に向かう途中の「宇津ノ谷」と言うところに「明治のトンネル」という日本初の有料トンネルがあると書いてあるので寄り道することに。国道からそれて宇津ノ谷にはいるとY字路にあたり左に行くと「旧東海道」。往時の街並を維持された石畳の街並を抜け細い山道を行くと少し広い公園にあたります。トンネルにはここから徒歩で向かいます。レンガ造りのトンネルはカンテラのような照明が下げられていて風情があります。




18:15 R1に出て清水を通過。19:00 お腹が減って来たので富士駅近くの「ころ助」さんで夕食。産地直送の食材を多く使った創作料理(?)屋さん。ちょっと味付けは濃いですが、富士宮焼そばをアレンジした料理や素材そのままなお肉類を楽しめます。


炙り焼き ころ助:http://r.tabelog.com/shizuoka/rstdtl/22000878/
0545-65-3450
静岡県富士市市場町975
営業時間 [昼] 11:30〜14:00 [夜] 17:00〜23:00
定休日 月曜定休


20:35 出発。東名 裾野ICまで走り東京IC→R246→環七で帰宅。
途中横浜青葉付近で燃料警告灯が付きどこまで持つかどきどきでしたが、23:00 無事帰宅。



燃費:478.2km/40.3L = 11.8km/L
本日の走行距離:24,348km→24,829km で481km