紅葉+新蕎麦+松茸を食べに秋の信州へドライブ DAY2 戸隠 うずら家〜鏡池〜修那羅峠の石仏〜上田 松茸小屋 あぜみち山荘〜別所温泉 大湯〜東京

信州ドライブ2日目は更埴からスタートです。
今日は戸隠の「うずら家」さんでお蕎麦を食べ、鏡池周辺を散策。その後、県道86号線を南下し、修那羅峠(しょなら)の安宮神社にある石仏群を見ます。続いて、今回の旅のテーマの一つでもある「松茸!」上田にある松茸小屋「あぜみち山荘」へ。そして、別所温泉で身体を休め一気に東京へ戻るコース。

本日のルート(GoogleMap
※D〜H間

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8:45 天気は良いけれど、やっぱり肌寒い。今日はフリースにダウンのベストを着て出発です。街道沿いのスタンドで給油。

県道77号線を北上し、千曲川を渡って長野市外へ。本日の最初の目的地戸隠を目指します。

長野市外から戸隠までのアプローチはいくつかありますが、今日は国道406号線を裾花川に沿って走り、県道86号線から戸隠に入ることにします。



裾花川付近の紅葉はまだでしたが、山間の田畑では収穫の秋を感じさせる光景が広がっていました。

10:15 戸隠 中社に到着です。


10:30 開店前だというのに、戸隠蕎麦の名店「うずら家」さんの前には行列ができています。名前を書いたら40分待ちとのこと。時間もあることなので戸隠神社 中社を散策。


鳥居のまえの紅葉は色づいています。

中社は天照大神が天岩戸に隠れてしまった時に、天照大神の気をひいておびき出す(?)ための神楽を創った「天八意思兼命」(あめのやごころおもいかねのみこと)をお祀りする神社です。
ちなみに戸隠神社のひとつ奥社は、天岩戸をこじ開けた「天手力雄命」(あめのたぢからおのみこと)であり、九州 高千穂の「天岩戸神社」との繋がりを感じます。
天岩戸神社のドライブレポート09/05/07


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うずら家さんに戻り、お店の前で名前を呼ばれるのを待ちます。それにしても寒い。。。お店の方がヒーターを外に出してくれたのでその前でぬくぬくさせてもらいます。このお店は人気店にも関わらず、スタッフ一人一人がおもてなしの心を持って対応してくださるので好きなのです。

11:30 ようやく店内へ

2年ぶりに「このお蕎麦」にありつけました!この瑞々しさは他では味わえません。
(記憶では、うずら家さんは11月末〜12月にかけて一年分の蕎麦粉を挽くはずなので、これは新蕎麦ではないはずです)
大盛ざるそば ¥1,000、キノコの天ぷら¥900也


まるで我が家に帰ってきたかのようにリラックスできる素敵なお店です。今度は冬に来てみようかな。


うずら家
HP:http://www2.odn.ne.jp/~uzuraya/
食べログhttp://r.tabelog.com/nagano/A2001/A200101/20000191/
長野県長野市中社3356
10:30〜16:00 売切れ次第閉店
水曜日定休(祝日の場合は前日)


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12:15 中社を出発し戸隠の紅葉スポットの一つ鏡池へ向かいます。

今年から(?)シャトルバスでないと行けなくなったとかで、戸隠スキー場にクルマを停めてシャトルバスに乗り込みます。(往復 大人¥600は高い・・・)


12:45 鏡池に到着。残念ながら見頃はまだ先のようです

それよりも風がふくと一気に身体が冷えていきます。寒さに耐えきれず20分程でシャトルバスに戻り退散。


13:15 戸隠を出発。来た時と同じ県道86号線を走り南へ進みます。

国道406号線を越えると、落ち葉、枝、落石が転がっている狭路。腕をクロスさせながらステアリングを回し、道幅の狭いヘアピンを抜けていきます。

ところどころでこんな眺望が開けたり

収穫目前のリンゴ畑の中を抜けたり
しますが、あまりお勧め出来るルートではないですね。。。
そんな感じの道を一時間程かけて走り更埴インター付近まで辿り着きました。


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国道403号線から県道12号線に入り暫く進むと、修那羅峠に手前に石仏入り口の標識がでいてます。

15:30 県道脇の駐車スペースにクルマを停めて、鳥居をくぐって山道を歩いて登ります。最初はなだらかでしたが、急にキツくなったりして15分程かけて、800体もの石仏がある「安宮神社」へ辿り着きました。

境内には茶、黒、シャム(っぽい)猫 3匹が思い思いにのんびりされています。
早速、石仏を見せていただこうと、本殿左右にある小さな鳥居をくぐって中に入ると、シャムっぽい猫様がついてきます。


どうやら我々を案内してくれるようです。

作者はマチマチなのでしょう。お地蔵さんから如来、菩薩、行者、動物などなど、30cm〜50cm程度の石仏が散策路に沿って並んでいます。



陽も陰ってきてしまったので、一番見たかった猫の石仏は発見出来ず・・・
(この辺は養蚕がさかんで、蚕の大敵ねずみを退治するのに猫が飼われていたことから猫神さまが祀られているとのこと)


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16:40 修那羅峠を出発。30分程で別所温泉につきますがスルーしてそのまま上田方面に進みます。


17:30 到着予想が少し早かったですが「松茸小屋 あぜみち山荘」さんに到着。

この周辺では、9月初旬から11月中旬までの期間限定で、このような松茸小屋がいくつか立つようです。

メニューは基本的にコースになっており、¥5,000〜¥15,000の5段階設定。チョイスしたコースは¥6,500の8品コースです。

テーブルに付くと、土瓶蒸しがセットされます。
香りがたまりません!やっぱり松茸は土瓶蒸しに限る!

続いて鶏肉と松茸のお鍋。すき焼きのような感じでいただきます。


土瓶蒸しの汁をすすりながら、待っていると、松茸の天ぷら、茶碗蒸しが運ばれてきます。
あれよあれよという間にお鍋も出来上がりました。茶碗蒸しは松茸の香りがほんのり漂いますが、天ぷらとお鍋は食感を楽しむ感じですね。香り、味はあまり楽しめません。
お鍋にはうどんも付いているので、すすっていると、待望の松茸ご飯と松茸のお吸い物が出てきます。ご飯は少し水っぽかったですが、十分松茸フレーバーを楽しませていただきました。


8品コースでもかなりボリューミーで、連れはご飯を食べられず、お店に置いてあったタッパーに入れて持ち帰っていました。とにかくカッコつけずに松茸三昧を楽しむには最高です!


あぜみち山荘
HP:http://azemichi.jp/
食べログhttp://r.tabelog.com/nagano/A2004/A200401/20002314/
長野県上田市鴻ノ巣
11:00〜20:00(ラストオーダー)


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19:30 いやぁ〜満腹満腹!あぜみち山荘さんを出発。このまま帰るのももったいないので、腹ごなし兼ねて別所温泉共同浴場に入ることにします。

19:40 別所温泉 共同浴場 大湯に到着(入浴料は¥150也!)
少し離れた公共駐車場にクルマを停めさせてもらいお風呂へ。

カランが5〜6箇所(シャンプー、石けんは持参)と6人くらい入れる内湯と3人くらい入れる露天があります。露天はかなり温めなので長湯向きですね。内湯は循環濾過だそうですが、ほんの少し白濁していました。硫黄の香りが漂い温泉の力を感じるお湯です。30分程温まらせていただきました。


8:45 別所温泉を出発。なんだかこのまま高速で帰るのもなぁと思い、のんびり国道18号で高崎方面まで向かうことにします。海野宿、小諸、軽井沢を越えて、初の碓氷バイパスへ。(何度か軽井沢には来ていますが、毎度旧道を走っていたのでバイパスは初めてなのです)満天の星空を眺めながら群馬県に入ります。


23:00 藤岡ICから関越自動車道

相変わらずの花園付近の渋滞を抜けて、

0:30 帰宅



本日の走行距離:53,278km→53,625km  347km