冬の日帰りドライブ秩父から雁坂を抜けて山梨へ　秩父大滝村三十槌の氷柱〜中津峡氷の滝〜雁坂峠〜御坂峠天下茶屋〜正徳寺温泉初花

今週末は秩父大滝村にある「三十槌の氷柱」（みそつちのつらら）を見に行きました。昨年も行ったのですが、気温が高めであまり迫力のある光景が見られなかったのでリベンジです。その後、中津峡出合にある｢氷の滝｣を見て、雁坂トンネルを抜け山梨へ。甲府盆地を抜けて御坂峠にある天下茶屋から臨む富士山を見てきました。ここは太宰治が3ヶ月ほど滞在し富嶽百景のモチーフになったところ。

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8:00 出発。練馬ICから関越道で花園まで。

8:50 花園IC（¥1,150）

国道140号線を長瀞、秩父を抜けて大滝方面へ。道の駅「大滝」で一休みして再び出発。

10:35 三十槌の氷柱の無料駐車場にクルマを停めて歩くこと15分。秩父大滝村三十槌の氷柱に到着。

氷柱の大きさはピーク時の9割くらいに成長していて、昨年よりも迫力があります。辺りに雪も残っていて冬らしい光景です。

駐車場に戻り、再び国道140号線を山梨方面へ。

滝沢ダムのループ橋を越えて5分程走ると「中津峡」入り口の交差点になります。ここを右折し中津川の切り立った渓谷の道を進みます。道路脇には雪も残っていて、ここが「埼玉なのか？」と思う程荒々しい雰囲気。暫し走ると眼前に崖に凍りついた滝が見えてきました。
11:45 中津峡出合｢氷の滝｣

日の差し込まない切り立った断崖に挟まれた色彩のない道。まるで失われた世界のようです。水量がある滝ではないので、夏場だったらやり過ごしてしまうでしょう。でも冬場の凍結した様はその冷徹さで人の心を一気に掴みとります。

秩父観光なび
三十槌の氷柱
http://navi.city.chichibu.lg.jp/flower/misotsuchi/index.html
中津峡・出合「氷の滝」
http://navi.city.chichibu.lg.jp/flower/korinotaki/index.html

再び来た道を戻り、国道140号線へ。

12:00 峠道を登る途中の左手に、雁坂峠茶屋山麓亭にお蕎麦の看板があったので入ってみることにします。

座敷にあるこたつに潜り込んで、暖かいお蕎麦と味噌おでん、いもでんがくをいただきました。地元の素材を堪能。美味しかった。

雁坂峠茶屋山麓亭
http://gourmet.yahoo.co.jp/0000392688/
埼玉県秩父市大滝716

12:45 山麓亭を出発し、いよいよ埼玉県と山梨県を繋ぐ雁坂トンネルへむかいます。

この辺まで来ると、ノーマルタイヤでも走れますが、路肩には残雪もあり、路面が凍っている可能性もあるので、スタッドレスの方がベター。

13:15 雁坂トンネル料金所で¥710払い甲府盆地を下ります。

笛吹川上流付近にて

14:45 国道140号線を下り、山梨市を抜けて笛吹川、中央道一宮御坂を越えて国道137号線御坂道を登ります。

通常であれば、御坂トンネル手前の側道（県道708号線）から御坂峠に行けるのですが、甲府側からは冬期閉鎖のようです。一旦、御坂トンネルを河口湖方面に抜けて、トンネル出口すぐを左折しアプローチ。

峠までは完全に雪道。時々顔をのぞかせる富士山を見ながら登り、峠に到着。

河口湖を眼下に雪化粧した富士山

 太宰治が3ヶ月程滞在したという天下茶屋さんで一休み。

2階の太宰治が使用していた部屋が公開されています。

名物ほうとう¥1,050

御坂峠天下茶屋
 http://www.d2.dion.ne.jp/~t_chaya/
山梨県南都留郡富士河口湖町河口2739

再び雪道を下り、御坂トンネルを甲府方面へ進みます。

すこし疲れたので、温泉で一休み。

17:00 正徳寺温泉初花さん。この温泉は桃畑の中にあり、うなぎの養殖をされている方が掘り当てた温泉。泉質はモール泉でPH9程のアルカリ性のお湯。入ると身体にぬめっとまとわりつく感じ。温度は36度くらいで低温ですが、露天に入りオレンジからブルーに変わる空を眺めながら入っていたら寝てしまう程の気持ちよさ。少し冷えたと思ったら内湯にある熱めのお湯に浸かることもできます。

夕食はうな重（¥1,850）