ロードスターNC マツダスピード M'z Tune専用車高調整ビルシュタイン インンプレッション

3年目を迎えたウチのロードスター。走行距離が6万kmを越えたので車検のタイミングで足回りをリフレッシュしました。サスペンションは「マツダスピード M'z Tune専用ビルシュタイン
通常、入手は難しい製品だと思いますが、Y!Auctionで入手した中古です。走行4,000kmで外されたものとのこと。先週末に組み上がったので、早速伊豆のワインディングまで走ってきました。さて、そのフィーリングはいかに?!


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3年前、納車されたばかりのロードスターに乗って箱根の峠道を走った時、きちんとタイヤが路面に接地し、タイヤのパフォーマンスを引き出している印象を受けたのを記憶しています。
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ロードスターRSに標準装備されていたオリジナルビルシュタイン
あれから3年、納車当時のシャキシャキとした動きは薄れ、最近では、コーナーリング中の踏ん張りのきかなさ、ピッチング、ロールの増加が気になっていました。


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マツダスピード M'z Tune専用ビルシュタイン」インプレッション
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市街地
変化を感じたポイントは、足が固くなった為、当たり前ですが、ゴツゴツ感は以前より強くなりました。あとロードノイズが増えたような気がします。連れは、バイザーに付いているミラーが振動して「化粧直しが出来ない!」と言っておりました(笑
これ以上固くすると街乗りがキツくなる、ギリギリの線といったところでしょうか。


高速道路
段差やうねりを乗り越える時の突き上げはあるものの、いなし方には、しなやかさもあります。この「しなやかさ」と「粘り」がビルシュタインの特性なのかな?
直進安定性は以前から悪くなかったのですが、若干センシティブになったかもしれません。車高を落としたこともあるので高速走行時のフロントの接地感のなさは多少解消されているかも。(フロントはマックスの2cmくらい/リア1cmくらいダウン)
東名の秦野中井〜御殿場間のコーナーが連続するセクションはしっかりと路面に吸い付いてターンしてくれました。「足回りを替えるということはこういうことか」と実感!


ワインディング
一番変化を感じたのはワインディングに入ってから。いままでは一定以上の負荷がかかると路面との接地感が薄れてダラーっと旋回する感じでしたが、ターンインでフロントがしっかり食い付いて、アクセルオンでリアに荷重がかかりグッと加速していきます。気分はオンザレール。意思通り動いてくれます。
室内も左右前後の揺れが減りましたが、代わりにフットレストで踏ん張らないと身体が固定出来ない感じがしました。


私的総評
車高を落としたことによる見た目効果はさほどないですが、もともとタイヤハウスのクリアランスは気にしていないので問題無し。
ドライブ9割+ジムカーナ1割の使用を考えると、適度な固さとしなやかさで、求めていた通りの足回りになりました。特にワインディングでの挙動はかなり満足です。
<ノーマル車高>
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<ローダウン後>
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街乗りのゴツゴツ感を和らげるなら17インチから16インチに?ワインディングでのホールドを考えるとバケットシート?いじり始めると切りがない・・・!
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さぁ、Back to the Road!


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