晩秋のロードスタードライブ DAY1 諏訪〜国道152号 杖突峠〜天竜峡 紅葉〜静波海岸

11月の3連休(後半)です。仙台方面で温泉三昧、長野方面で新蕎麦など考えていたのですが、そろそろ雪が舞う季節。スタッドレスタイヤもチェーンもないし、紅葉前線も南下しているので東海方面に向かうことにしました。

と言いつつ、ルートを考えていたところ、長野県上田市から静岡県浜松市まで延びる国道152号線に「分杭峠」なるパワースポットがある事を発見。これは是非行ってみたいと思い、諏訪からこの国道152号線にアプローチしてみる事にしました。ただ、この道は俗に言う酷道。崖っぷちを走る1〜1.5車線道路のようです。雪の心配もありましたが、好奇心に押され、北側から東海にアプローチしてみることにしました。

分杭峠http://bungui.fineup.net/

今日走ったルート:GoogleMap

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7:15 出発&給油(192.1km/19Litter 10.1km/L ¥127/L)

8:30 先週同様、環七→国道20号→永福ICで首都高に乗り中央道に入ります。

9:00 八王子JCT通過。遠くに雪を冠った富士山を眺めながら西へ。

9:35 大月JCTを通過し、9:45 初狩SAで休憩。このサービスエリアからも富士山が綺麗に見えました。

9:55 ETC割引を有効にするため勝沼ICで一旦降ります。(八王子IC〜勝沼IC 81.7km 通常¥1,800→¥900)

甲府付近を過ぎると南アルプスの山並みが見えてきます。こちらも山頂付近は雪化粧。

10:40 諏訪IC到着(勝沼IC→諏訪IC 81.9km 通常¥2,250→¥1,150円)

中央道を降りて国道20号線を右折し国道152号に向かいます。心配していた雪は大丈夫そうだな。と思っていたところ、最初の目的地「杖突峠」に向かう山道に差し掛かったところ、


うっ・・・路面にも雪が薄らのっています。。。まぁこれくらいなら走れるか。。。

11:00 杖突峠 峠の茶屋到着。駐車場の脇には雪が残っています。オープンで走っていたけれど、クルマから降りるとグッと寒さが身にしみます。早速、おそばを食べに峠の茶屋へ。お店の窓からは八ヶ岳諏訪湖のパノラマが広がっています。ここのお蕎麦は地元の蕎麦粉や福岡県産の有機農業されている方から仕入れた合鴨など、食材にはこだわっています。この季節に食べるならやっぱり鴨南蛮!(店のメニューの能書きには「南蛮」ではなく正式には「なんば」だと書かれています。どうやら鴨南蛮に入れるネギが大阪の難波産地だった事に由来しているようです)


鴨なんば ¥1,400
蕎麦は黒ずんだ二八蕎麦。お汁は関西風のあっさりした感じでした。鴨肉も天然らしい歯ごたえがあり美味しかったです。

信州杖突峠 蕎麦処 峠の茶屋
長野県茅野市宮川安国寺3372-24
0266-73-8484
営業時間:月〜金10:30〜15:00/土・日・祝10:30〜17:00(不定休) 
http://blogs.yahoo.co.jp/tsuetsuki_tougenochaya
http://r.gnavi.co.jp/n762500/



隣のお店の展望台から撮影

11:35 駐車スペースに警察のクルマが来ていたので「ノーマルタイヤで峠越えするのは厳しいですかね?」と聞いたところ「やめておいたほうがいいよ」と言われてしまいました。まぁそうですよね・・・と言う事を聞きそうに見せつつ、結局峠越え決行!セカンドギヤでトルクをかけないようにゆっくり進みますが、雪が乗っているところでホイルスピン。お尻をフリフリしながらなんとか峠越え。ふぅ。一難去った後は、南斜面を下るので全然雪はありませんでした。軽快にペースを上げて高遠に向かいます。

12:00 高遠城址公園到着。ここは桜で有名ですが、この季節なので既に葉も落ちて寒々しい感じです。大手門のあたりをふらっと見て国道152号線に戻ります。

杖突峠越えがなんだったのかと思う程、雪もなく南下してゆきます。道幅も広く快適なワインディングロード。

分杭峠手前6km付近で「分杭峠にようこそ ゼロ磁場の秘水 販売所」の小屋を通過。もうそろそろ目的地です。ここらへんから細い峠道へとなり、順調順調と思って進んでいたところ、コーナーを曲がったその先に雪が・・・

一気にペースを落として恐る恐る進みます。Uターンするスペースもないし、行けるところまで行くしかありません。県道49号の交差点を過ぎて暫く進むとまもなく目的地です。待避所でスタッドレス勢数台に道をゆずり後一息。頑張れロードスターミシュランタイヤ!

が、日影になっているコーナーを過ぎたところでタイヤのレコードラインにも雪がのってきました。タイヤも限界。これはやばい。無理・・・

12:45 国道152号分杭峠手前にて勇気ある撤退。。。あ〜もう少しだったのに。なんとかUターンして県道49号に戻り、駒ヶ根に抜けて国道153号で南下する事にしました。

13:30 雪道で緊張したせいか疲れがどっとでて国道153号 琴平町付近で30分程仮眠して再出発。153号線は普通の国道で走っていても全く面白くありません。予定外のルート変更を強いいられたので、ひとまず天竜峡の紅葉を見に行く事にしました。

14:50 天竜峡到着。JR天竜峡駅を越えて県道1号線を右折し、リンゴ農園が点在するエリアにクルマを停めて、渓谷まで遊歩道を歩いて行ってみます。



紅葉のピークは若干過ぎていたようですが、日本的な渓谷美が楽しめました。かの有名な天竜下りの船が風情を醸し出しています。

吊り橋を恐る恐る渡り「幸せの鐘」をたたいて戻ってきました。



15:15 リンゴ農園を散策して出発

16:00 道に迷いながらも、ひたすら県道1号線を南下していきます。天竜川に沿った道は細く、ステアリングを90度回転させるくらいのカーブが連続しています。

このまま下れば国道152号に合流して予定ルートに戻れるはずと思っていたところ、佐久間ダム手前で通行止めの案内が・・・あ〜今日はついていない。

県道426号に入り、429号で迂回する事にします。陽が落ちあたりはだいぶ暗くなってきました。途中、狸さんが道ばたで何かを探していました。暫しロードスターとにらめっこし薮の中へ消えて行きました。

ライトが照らされた新豊根ダム(みどり湖)で一休み。後少しで国道に戻れます。

くりぬいた岩肌をコンクリートで固めた気持ち悪い「大入トンネル」を抜けたところで、

「ガーン」また通行止め。。。もっと手前で警告しようよ。。。来た道を引き返すハメに。結局県道428号まで戻り国道151号を使う事にしました。暗闇に追われるようにペースを上げます。

19:15 出発して442.8kmで燃料警告灯点灯。この峠を越えたら給油しよう。JAのセルフスタンドに辿り着き給油(447.5km/39.1Litter 11.4km/L ¥130/L)

19:35 このまま下を走っていたら今日の宿泊地に何時に着くかと思い、浜松西ICから東名に乗ります。

20:10 吉田IC到着(浜松西IC→吉田IC 54.9km 通常¥1,600→¥800)

20:15 お腹ぺこぺこ。ツーリングマップル関東甲信越に載っていた「ひげ奴」さんで魚をいただく事にしました。ここは生シラスが絶品とのことでしたが、シーズンも過ぎているので無難にお刺身をいただきます。12月からはあんこう鍋もいただけるようです。

刺身定食 ¥1,600(お魚はもちろん、天然岩のりがめちゃくちゃ美味しかったです)

ひげ奴(ひげやっこ)
静岡県榛原郡吉田町住吉5394-17
営業時間:11:00〜14:30/17:00〜21:30(定休日 月曜(祝日の場合は翌日)・第3日曜)
0548-32-0648
http://r.tabelog.com/shizuoka/A2203/A220302/22000338/



21:15 ひげ奴さんを出発し、21:30 今宵の宿泊地「静波海岸」に到着。


本日の走行距離:31,792km→32,321km 529km