MacBook(Late2007)分解清掃 | ファンとマザーボードの埃を取り除く
MacBook(Late2007)を使い始めて3年半。ここのところクーリングファンが回りっぱなしになってきました。
一昔前でしたら、そろそろ買い替えのタイミングですが、最近は身体がムーアの法則に追いついていないので、まだまだ使えそう。
ということで、延命措置を兼ねて開腹清掃することにしました。
必要な道具は、プラスドライバー(トルクス等は不要。ネジはこれだけで外せます)、掃除用の綿棒、綿埃を取り除く竹串、カメラ用のブラシ付きブロア、CPUとヒートシンクの接点に使うシリコングリス、そして掃除機。
(以下は実際に使用したものとは異なります)
PC用精緻ドライバーセット
ベッセル(VESSEL) 精密ドライバーセット +2本 -4本セット TD-56
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綿棒
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ブラシ付きブロア
Kenko クリーニング用品 パワーブロワー ブラシ レッド KPB-RE
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シリコングリス
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アイネックス シリコングリス用ヘラ 乳白色(半透明) GH-01
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掃除機(!)
Dyson Digital Slim DC34 モーターヘッド DC34MH
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以前使っていたPowerBook G3(Pismo)は、キーボードがすぐに外せたのでマザーボードまでラクに到達できましたが、MacBookはいっぱいネジを外さなくてはなりません。気が重い作業ですがスタートです。
分解の手順はこちらのBlogを参考にさせてもらいました。
WEBLOG BEHAVIOR:http://behavior.jp/index.php?e=220
非常に細かく記載されており助かりました。感謝!
まずは裏返しにしてバッテリー取り外し、メモリースロット保護カバーのネジ、3箇所を外します。
続いて、そのカバーの奥にあるネジ4箇所を外します。
次は、その反対側にあるネジ10箇所と、バッテリー端子の外側のネジ2箇所を取り外します。(バッテリー端子を固定しているネジは取り外し不要)
続いてDVDスロットの手前の2箇所
スピーカー横にあるネジ4箇所を外します。
続いて、背面の3箇所。これで筐体とキーボードを固定しているネジは取り外し完了。
キーボード左側面からゆっくり外していきます。
右サイドと右手側はツメで固定されているので不要なクレジットカード等で持ち上げ、キーボードカバーを外します。
キーボードとマザーボードを留めるコネクターを取り外します。
(もう、この時点で「うぇっ」という感じですが!)
案の定ホコリまみれ。。。3年も使っていればこうなりますね。
ここまで酷いとブロアで吹き飛ばすのはリスクがあるので、地道に綿棒と竹串を駆使して綿埃を取り除くことにします。ある程度取り除いたら掃除機をそっと近づけて細かい塵を吸い取りました。その後カメラ用のブラシで接点付近を綺麗にしました。
続いてヒートシンクとファンを取り外します。
ファンを留めているアルミテープを剥がし、ヒートシンクとファンを固定しているネジ6箇所を外します。
ファンにも塵がビッチリ。同様に綿棒などを使って清掃。
取り外したネジは順番に並べておくと組み直し作業がラクになります。
ヒートシンクとCPUの接点にはシリコングリスなるものが塗布されて熱伝導率を上げています。3年半も経つとさすがに硬化しているので塗り直すことにします。
シリコングリスはいくつか種類があるようですが、選ぶのが面倒だったので、へらとセットになっていたGELIDのGC-2というのを購入してみました。
まず、古いシリコングリスを綿棒とへらで取り除き、カスを掃除機で吸い取ります。
クリーンになったCPUの上に米粒より一回り大きいくらいのシリコングリスをのせて、へらで伸ばしてみました。
本来であれば一度ヒートシンクを固定してグリスがCPUにまんべんなく届いているか確認すべきですが、少し多めに盛ったので良しとすることしてしまいました。
あとは、取り外した順番で組み立てていけば作業完了。
組み直したら早速起動させてみます。起動がいつもより長かったので「なにかミスったか?!」と思いましたが、無事立ち上がりました。いままでは起動してブラウザを立ち上げる程度でファンが回っていましたが清掃後は静かです。
いくつかアプリケーションを立ち上げて負荷をかけてみるとやおらファンが回り始めますが、比較的すぐに回転を停止します。やはり埃が原因で熱を持ってしまっていたようですね。
見違えるように静かになったMacBook。まだ暫くお供してもらうことになりそうです。
といいつつ2011年6月にでるという噂のNew MacBook Airが気になる。。。SSDが1Tクラスになれば即買いなんですけどねー。