All New!! FIAT 500 チンクエチェント試乗

フィアット 500


今日は「アルファロメオ新宿パーク」さんにお邪魔して、今年3月からデリバリーが始まったフィアット 500に試乗させてもらって来ました。奇しくも本日から1.4Lバージョンの発売が始まったとのこと。



店内には、Alfaromeo 159 Spider、ワゴン、147、Fiat パンダ、500の5台が展示してありました。早速お目当ての500を覗き込みます。展示車は1.2Lモデルのボサノバホワイト。ドライバーズシートに座ってみると、ホワイトレザーのステアリング、大きなスピードメーター、デュアロジックのシフトレバーがど〜んと目に入ってきます。質感はおもちゃっぽい感もありますが悪くないなぁ。足下は、ブレーキペダルが大きく左足を入れるとき引っかかるのが気になりました。シートは思っていたより固めな印象。前席のルーフ高は高く居住性は十分確保されていますが、リアはちょっと圧迫感ありました。シートレバーなど細かい部分の質感はチープですけど、まぁこの手のクルマなので許容できます。

エンジンルームを見せてもらうと、1.2L SOHC直列4気筒エンジンが横置きにコンパクトにまとめられていて、結構シンプル。「試乗できますか?」と聞いてみると1.4Lモデルに乗れるとのこと。わ〜い!

最初は営業の方がデュアロジック(アルファロメオでいうところのセレスピードですね)の操作説明しながらしばらく走行。普通のATとは異なり、P N Dではなく、ゲージが左・真ん中・右の3列あります。左がATモード/MTモード切り替え、真ん中がシフトアップダウンの+/-、右がニュートラルとリバース切り替え。停止させる時は1速の状態でエンジンを切ればOKとのこと。運転を代わり最初に驚いたのが、全くクリープしないこと。アクセルを踏み込むと心地よいエンジン音を響かせながら加速します。シフトアップのタイミングが一瞬息をつくような感じがしてちょっと違和感がありましたが、すぐに慣れました。先日試乗したAudiのSトロニックよりMT感は強いですね。ハザードボタンの隣にある「Sモード」ボタンを押せば高回転まで引っ張って走ってくれます。中回転域でのトルクは必要十分+αくらいでキビキビ走ってくれます。気持ちよい!足回りはちょっとゴツゴツした印象でした。ホイールベースも短いし、このサイズのクルマだからこんなものかなぁという部分もありますが、もっとしなやかさがあると良いなと感じました。なによりこのクルマを運転していて楽しいのは、街のショーウィンドウや、隣のクルマに映った姿を見ること?!街乗りクルマとしての存在感ですかね。

同じようなカタチでリバイバルした、ミニ、ビートルと比べると、過去のデザインエッセンスを上手くリデザインしリバイバルした点では似ていますが、それぞれが持っていた「庶民のクルマ」としてのDNAをきちんと引き継いだ点では、このチンクエチェントが頭一つ出ている気がします。

いや、それにしてもカワイイ奴でした。年末にはアバルトも入ってくるとのこと。しばらくかなり気になるクルマになりそうです。セカンドカーを買う余裕があれば即買いですね!といってもバックオーダーがいっぱいで、今注文しても早くて9月だそうです。あと、カラーバリエーションがすべて入って来ていないのがイマイチ!日本のマーケットに合せてってコトなのでしょうが、うぐいす色のようなグリーンやイエロー良い色だと思います。現時点でラインナップにある中では薄いスカイブルーの「チャチャチャ アズール」が好きかな。

帰りにチンクのキーホルダーをいただき満足満足!有り難うございました!
※お土産をいただくにはFiat 500プロモーションサイトでパズルをやって結果をプリントしていく必要ありです!期間限定!

http://500colorcaravanblog.jp/blog/index.html


【おまけ】去年都内で遭遇した先輩アバルト

(人様のクルマなので載せるのははばかれますが、オーナーの方お許しください・・・)